昨年4月、妻子のある身で不貞相手とハワイで“重婚ウェディング”を挙げていたことを「週刊新潮」に報じられた中川俊直・前衆院議員。その相手とは警察沙汰のトラブルに発展し、ストーカー登録されたことでも話題となった。当然、昨年の衆院選では自民党の公認を受けられず出馬を断念。猛省の日々を送っているのかと思いきや…。
新たな醜聞を報じたのは7月19日発売の「週刊文春」だ。
「記事によると中川氏は、この7月5日、6日、そして14日以降も、前衆院議員の前川恵氏に対して嫌がらせのメールを送っていたのだそうです。この嫌がらせは、何と2年8カ月以上前、2人が議員だった頃から続き、1日に200通を超えることもあるのだとか。2人は議員時代、前川氏が立ち上げた『ネット社会健全化推進議員連盟』に先輩である中川氏がサポート役で参加。国対委員会でも同じ班で毎日のように顔を合わせる間柄に。しかし2015年11月頃、前川氏が会合に出席中、中川氏からの電話に出られなかったことから侮辱メールが送られてくることになったのだとか。『死ね』『こんなバカ見たことない』といった罵倒から、やがて前川氏が小泉進次郎衆院議員と一緒に仕事をすることを嫉妬するかのような『進次郎狂い』『お前も進次郎も何のために政治家になったんだろう?』といった、おぞましいメールも来るようになったそうで、前川氏は中川氏に突き飛ばされて顔にケガをしたこともあったようです」(スポーツ紙デスク)
中川氏は週刊文春の取材に、書面で事実関係を否定。前川氏は警察への被害届を検討しているという。ちなみに中川氏は出馬を断念した後も、地元・東広島市には事務所があり、今年も都内で勉強会を行ったりと政治活動を継続。SNSでは地元での復興活動を報告していた。広島が災害で悲嘆に暮れ、そしてふたたび立ち上がろうとしているこの時に、“地元の名士”は政治活動をアピールする裏側で、嫉妬の炎を燃やし、下劣なメールを送り続けていたというわけか。