8月25~26日放送の「24時間テレビ」(日本テレビ系)にて、番組史上初となるトライアスロンでのチャリティランナーに挑戦するANZEN漫才のみやぞん。そのトライアスロンではスイム、バイク、ランの3種目に挑むことになるが、中でも遠泳の「スイム」に大きな注目が集まっている。スポーツライターが指摘する。
「トライアスロンでは通常、海でスイムを行いますが、海での撮影には様々なリスクが伴います。天候も大きく影響しますし、溺れたときの安全対策も重要。またロケ撮影で必要となる“人払い”も大掛かりです。そして何より問題となってくるのは時刻。『24時間テレビ』は土曜日の午後6時半スタートで、これまでのチャリティーマラソンでは外が暗くなってからスタートしていました。しかし海でのスイムは安全上、夜間に行うことができないので、いったいどのタイミングでスイムを入れるのか、予測がつかないのです」
このように数々の難題を抱える「24時間テレビ」のトライアスロンだが、実はこれらの諸問題を解決する方法があるというのだ。テレビ誌のライターが耳打ちする。
「この7月8日からANZEN漫才は、人気遊園地『よみうりランド』のテレビCMに出演しており、この遊園地のプールをアピールしています。よみうりランドには、1周250メートルの流れるプールがあり、ここをスイムの会場にするのではないでしょうか。よみうりランドは読売新聞グループの一社として日本テレビとは近い関係にあり、営業終了後に園内を貸切にしてみやぞんのスイムを実施するのは簡単でしょう。また、この遊園地は、よみうりゴルフ倶楽部や東京よみうりカントリークラブといった読売系列のゴルフ場に隣接しており、ゴルフ場内に張り巡らされた舗装路はバイクのコースに応用できるはず。こちらもゴルフ場を貸切にすれば管理が容易になりますから、スイムとバイクを効率的に運営、撮影できるはずです」
ちなみによみうりランドの流れるプールは、スイムとランでタイムを競う「アクアスロン」の会場に使われたこともある。もちろんまだここが24時間テレビで正式採用されるかどうかは定かではないが、少なくともみやぞんが登場するテレビCMの気分は味わうことができるこの遊園地を巡る動向が、今後ますます注目されるのだ。
(金田麻有)