プロスケート選手から、タレントへと転身して、テレビ業界でもひっぱりだこの村上佳菜子。今年上半期のテレビ出演数が124本で、何と1位(オリコン調べ)。昨年同時期の調査では、たった5本だったというから大躍進だ。
一方、元なでしこジャパンの丸山桂里奈も、おバカキャラとしてすでに昨年からブレイク中で、出演数は5位と健闘。この2人の元アスリート、今後の活動において、タレント生命が長いのはいったいどちらか?
「タレント生命が長い、と言えるのは、もちろん村上でしょう。まず、本業だったスケートでの解説、これが非常に評判がいい。技術面でのしゃべりもよどみなく、ルックスもタレントにひけをとらないキュートな笑顔の持ち主ですから、幅広い世代に支持されていますよね。一方の丸山は、おバカキャラが売りだけあって、放送禁止スレスレの珍発言が多く、見ていてハラハラ。それが、特に若い世代の視聴者には受けるのでしょうが、その芸風でずっと通すには、やはりキツそう。結婚のタイミングやサッカーでの活動も増やすなど、どこかで方向転換をしないと、タレント生命は早々に廃れてしまうのではないでしょうか。若い視聴者は飽きるのも早いですから」(ベテラン芸能記者)
ネット上の評判を見ても村上に対しては、「しゃべりは上手とは思わないが、世間ずれしていないところが人気があると思います」「美人過ぎないところも、同性の反感を買わないポイント」「幸せな結婚をしてもらいたい。そう思わせる、不思議な魅力がある」と絶賛する声が大多数。中には、「素直で性格が良さそう。笑顔がかわいいですね。安藤(美姫)さんや荒川(静香)さんより断然好きです」
と、他のスケート選手と比較した場合に、その自然な魅力が際立っていることを示す意見も見られた。
一方、丸山の場合はどうか。元女子サッカー選手のタレントとしては、競合する相手はいないようだが、それだけに、「サッカーの品格が下がる」という手厳しい意見も。番組で、脱ぐことを予告するなどの言動への異論があるようだ。もちろんその反面「やっぱおもしろい!」「叩かれがちだけど結果を出してる人だから文句なし」と肯定的意見も少なくない。
とはいえ、視聴者は常に移り気なのは世の常。さて、この勝負、今後どちらに軍配上がるのか?
(島花鈴)