芸能

高嶋政伸、「わかりやすすぎる敵キャラ」怪演で“第2の香川照之”になる!?

 綾野剛主演で注目を集めるドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系)。綾野演じる鷲津政彦に対しては、「世界を股にかける投資家に見えない」「人情味のある投資家というより“闇金ウシジマくん”に出てきそうな闇金業者って感じ」など厳しい声が聞こえているが、そんな中、共演の高嶋政伸に好意的な意見が寄せられている。

 高嶋が演じているのは、アメリカの巨大軍需産業ファンドを後ろ盾とし、豊富な資金力で鷲津を苦しめる「ファインTD」の社長・滝本。目を細めて黒い笑顔を浮かべたり、低く小さい密談ボイスからスゴミを効かせた恫喝ボイスへと声のトーンを変調したり、好色な横顔を見せたりと、わかりやすい“敵キャラ”としてドラマにエッセンスを与えているのだ。

「昨年7月期放送のドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)でも高嶋は、裏口入学で得た巨額の利益を借名口座に預金している予備校の理事長・橋田という、わかりやすい敵キャラを演じていたため、一部の視聴者からは『ハゲタカの高嶋を見ていると黒革の手帖を見ているような錯覚に陥る』と指摘する声があがっているようです。その一方で、ドラマや映画の製作スタッフからは『第2の香川照之』との声が出ているのだとか。香川も大ヒットした2013年7月期放送のドラマ『半沢直樹』(TBS系)で敵キャラの大和田常務を怪演して高評価を得たことで“敵キャラ界の王様”的な存在になりましたからね」(テレビ誌ライター)

 高嶋にはもっと「好色」な部分を前面に押し出し、香川とは違うエグい敵キャラを極めてほしい。

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