夏ドラマ「半沢直樹」(TBS系)で主人公の敵役愛人を好演中の壇蜜(32)。シリアスなドラマを一瞬にしてピンク色に変化させる壇蜜マジックが次なる“大仕事”を呼び込んだという。
*
テレビ誌デスクが明かす。
「『半沢直樹』は、大人がグイと引き込まれる骨太のストーリーと武闘派なセリフが痛快だと中年男性を中心に虜になる人が続出している。また、チョイ役ながら壇蜜が登場することがエロス調味料の隠し味になっていることは間違いない」
ドラマでの壇蜜は、計画倒産した鉄鋼会社の社長の愛人という役柄だ。
第1話では露出度の高い真っ赤なワンピースにハイヒール姿で社長を救うために買い物カゴを振り回すアクションまで見せている。しかも、落とした小銭を拾うシーンではローアングルカメラにパンチラすれすれのサービスカットと、男性ファンを釘づけにするつかみもバッチリ。
第2話では、隠れ家別荘の屋外ジャクジーに入浴中の社長の後ろから壇蜜が登場。薄いショールをハラリと落とすと黒いセクシーなビキニで入浴するのだ。
その他にも、海辺のリゾート大豪邸で上は黒ビキニ、下はパレオというセレブ風に、さらには別の別荘では黒白のモノトーン水着にシースルーの羽織物と装い新たに何度も画面に登場する。
芸能評論家の織田祐二氏が、ため息を漏らす。
「ビキニが黒だったりヒョウ柄だったりと見せたい放題。しかも、胸の膨らみも毎回あらわにしているのが程よい刺激となり、壇蜜のセクシーさ目当ての視聴者は数多いようです」
もちろんグラビアのように扇情的なM字開脚などのポーズこそしないが、壇蜜の妖艶シーンは「水戸黄門」の由美かおるの入浴シーンに匹敵するキラーコンテンツになっているというのだ。
そんな壇蜜効果に熱視線を送っているのは、何もオヤジだけではないという。
「壇蜜フィーバーにあやかろうと映画、ドラマなどあちこちで壇蜜企画が持ち上がっている。ただし、売れっ子の彼女はスケジュールやギャラなどの折り合いがつかず、なかなか実現には至っていないのが現状。そんな中、急浮上したのが『11PM』の復活プランです。日本テレビが目下、視聴率戦争でしのぎを削るテレビ朝日に立ち向かうために、かつての名物深夜番組MCとして、白羽の矢が立ったのが壇蜜なんです」(テレビ関係者)
早ければ今秋の番組改編で伝家の宝刀が抜かれることになるという。
「壇蜜本人はキャスターをやる気マンマンのはず。昨年、彼女にインタビューした際に、『将来の目標は文化人』とキッパリ答えていました。コメンテーターなどの仕事にも興味があるようで、キャスター仕事は格好のステップアップになるはずです。実現すれば、森羅万象を全てエロに絡めて話す唯一無二のキャスターが誕生すると期待しています。時の人、旬の人を巻き込んでの傍若無人なエロトークで物議を醸すなんていうのもアリでは」(前出・織田氏)
グラビア、映画、ドラマに続いてキャスターまで‥‥。壇蜜の「文化的ご開帳」はまだまだこれからがホンバン!?