11月2日に放送された生情報番組「PON!」(日本テレビ系)に俳優・高嶋政伸が出演。30年前の大学生時代に見つけた「とんでもないアルバイト」について語った。
「当時高嶋さんは、みずから監督した自主映画の編集代が280万円かかり、父親の高嶋忠夫さんに土下座して借金したそうです。ただ、完成したはいいのですが、あまりにもシュールな内容だったため、どの劇場からも上映を断られたそうです」(芸能ライター)
ちなみに彼が監督した作品タイトルは「IN THE OTHER SIDE」。同番組で、その映画の映像が紹介されていたが、確かにシュール。映し出されたのは、目隠しをされた男性たちがディナーを食べる食卓の上で、ボンテージ衣装の女性が躍り、男を蹴散らすというワンシーン。スタジオがザワついていたが、無理もない。
ともあれ、学生にとっては大金の280万円。高嶋は借金返済のためにいろいろなアルバイトを探したという。その1つが、腕を折る、いわゆる「骨折バイト」だという。病院が募集していた仕事で、折れるまでの連続写真を撮影したいという意図のもと、求人がかけられていたといい、1本折るごとに40万円、両腕両足4本を折ると160万円の報酬が得られたという。
「さすがにそのバイトには手が出なかったようですが、そもそも骨折バイトなるものが実在するとは信じがたい。最近は主役を食うほどの“怪演”で知られる高嶋だけに、あえて、冗談のつもりで言ったんでしょうかねえ」(前出・芸能ライター)
司会のビビる大木も「折っても(借金は)返せない……」とビビっていたが、結局280万円をどう返したのか詳細には明かさなかったが、今も昔もシュールな一面を持つ御仁であることはよくわかった。
(魚住新司)