日本陸連理事でマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める瀬古利彦氏による宴席での地方アナへの“不適切な発言”や、フジテレビの三田友梨佳アナが採用面接の際に腰を振ることになったことを明かした発言など、ここにきて女子アナへの性的ハラスメント告発が相次いでいる。背景にはテレビ局の旧態依然とした体質があるというが、そんなハラスメント被害の数々を、8月28日発売のアサヒ芸能9月6日号が明らかにしている。
かつて、フジテレビでは三田アナだけでなく、現在はフリーとなっている加藤綾子アナも、赤裸々にこうした体験を告白している。昨年7月放送の「クジパン」(フジテレビ系)の中で、フジテレビのハラスメント質問を受けていたことを明かしており、人事の姿勢に対して疑問の声すらあがっているというのだ。
「問題の番組で加藤アナは、面接官に艶っぽいポーズをするように言われスカートの裾をヒザまで上げたと暴露しています」(女子アナウオッチャー)
たび重なる人気女子アナによる告白に、フジ内部でも、ここにきて危機感を募らせているという。フジテレビ関係者が解説する。
「明らかに彼女たちは『世間からフジテレビに批難が集中する』と理解したうえでバラしている節さえ感じますね。退社後に告白した加藤アナはともかく、三田アナは現役バリバリの社員。こんな話をしたら局内で居心地が悪くならないわけがありません」
フジのハラスメント体質は現在人気急上昇中のアナにも及んでいると言うのだが…。アサヒ芸能ではその詳細も含め、実態を徹底レポートしている。