9月4日に放送された綾瀬はるか主演のテレビドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)第8話の視聴率が、15.5%だったことがわかった。同ドラマは、回を重ねるごとに視聴率を上げている。
「『ぎぼむす』は前週、スポーツの祭典『アジア大会ジャカルタ2018』で休止され、2週間ぶりの放送となったこと、さらに今週は各地に大きな被害をもたらした台風の情報を知るために、裏の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に視聴率を奪われるのではないかと懸念されていたのですが、フタを開けてみれば前回から0.4ポイントアップさせ、自己最高をマーク。そのため、このドラマの人気は本物といえるでしょう」(テレビ誌記者)
最終回に向けて、さらに視聴率を伸ばしていきそうな「ぎぼむす」。そんな中、8月30日発売の「女性セブン」が、同ドラマと共通点を持つ過去の有名テレビドラマについて報じている。
「『女性セブン』によると、デフォルメされたキャラクターで惹きつけ、セリフやストーリーでしっかりと見せるという手法が、11年に放送され、視聴率40%以上を記録した松嶋菜々子主演『家政婦のミタ』(日本テレビ系)と似ていると指摘しています。確かに『ぎぼむす』の脚本家・森下佳子氏といえば、東大を卒業してシナリオセンターに通っていた時期、『ミタ』の脚本家・遊川和彦氏に見出されて、彼が企画プロデュースしていたドラマ『平成夫婦茶碗~ドケチの花道~』(日本テレビ系)でデビュー。また過去のインタビューでは、遊川氏のことを『家庭教師みたいなものです』『現役の脚本家だけに指示が具体的で勉強になります』と語っているため、彼から直にテクニックを学んだのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
今では朝ドラや大河ドラマも手がけるほどの売れっ子となった森下氏。この愛弟子の活躍に、遊川氏も喜んでいるに違いない。