7月スタートのドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)で初めての母親役に挑む綾瀬はるか。桜沢鈴による同名4コマ漫画が原作なのだが、4コマ漫画とは思えないほどの笑いと涙が詰まっているため、漫画好きからは「ヘタな漫画原作の実写化はやめて『義母と娘のブルース』を実写化すればいいのに」と以前から推されていた作品なのだ。
綾瀬が演じるのは、スーツの似合うバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子。しかし竹野内豊演じる8歳の娘を持つ妻を病気で失ってしまった宮本良一と結婚。勉強と仕事しかしたことのなかった亜希子が家事や育児に奔走し、佐藤健演じるパン屋の2代目・麦田章と絡んだりしながらの10年間を描いたハートフルストーリーだ。
「ドラマがどこまで漫画原作を忠実に再現するか不明ですが、ぜひとも綾瀬には原作にある“商談相手にウケる腹芸”を見せてほしいですね。といっても何か企んでいる腹芸ではなく、亜希子は良一の娘・みゆきと初めての顔合わせの時、軽く嫌われてしまったことから、スーツ姿のまま背中を向けて自分の腹に絵を描き、その“腹芸”をみゆきに見せてご機嫌取りをするんです。しかし良一からは『それは子どもに見せても喜ばれない』とたしなめられるシーンがあるんですが、これを綾瀬が再現してくれるなら、高視聴率が獲得できることは間違いないでしょう」(漫画誌フリー編集者)
ぜひとも「ナマ肌腹芸」で、女優としてさらに進化した綾瀬の姿を見せてほしい。