女優の三田佳子の次男・高橋祐也容疑者(38)が9月10日、東京渋谷区内にて法律違反の薬物を使用した疑いで逮捕された。祐也容疑者の違法薬物による逮捕は、1998年の初犯から4度目となる。
1度目の逮捕時、祐也容疑者は未成年だったことから、会見を開いた三田は「母が女優ということで未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」と、同情を誘おうとしたが「毎月50万円の小遣いを渡していた」とも明かし、厳しい意見にさらされた。7社あったCMをすべて降板し、女優活動も10カ月間自粛した。
2000年に2度目の逮捕が明るみになると、世論の猛烈な批判を浴び、今度は1年間の活動自粛に追い込まれた。
それでも徐々に仕事が増えてきた07年、祐也容疑者が現行犯で3度目の逮捕。「すべては私たち夫婦の教育の失敗」「引退も考えた」と翌日の会見で謝罪したが、仕事を自粛することはなかった。
「3度目の逮捕は、祐也容疑者が27歳の時でした。それでも当時、『月に70万円の小遣いを渡している』と会見で話し、ヒンシュクを買いました。そして今回の逮捕。結局彼は、違法薬物を断ち切ることはできませんでした。祐也容疑者の初犯当時から育児はお手伝いさんに任せっきり。息子は学生時代から、潤沢な小遣いで同級生をアゴで使っていた裸の王様。それを諫めることもせず、結婚して子供もいる息子の無職をとがめることもなく、金だけ渡してほったらかしだったということです」(芸能ジャーナリスト)
9月19日には三田が出演していたドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)のSP版が放送予定だ。今回のことでドラマが“お蔵入り”とはならないだろうが、過保護に育てた息子の末路を母は今、どう悔やんでいるのだろうか。