セリーナ・ウィリアムズのご乱心も含め、日本人として初めて四大大会のシングルス制覇を果たし、時の人となっているテニスプレーヤーの大坂なおみ選手。直後は、情報番組やニュースでもまずは彼女の快挙からスタートするフィーバーぶりで、本人も連日のインタビューや称賛へのコメントに疲れているはずだが、トレードマークともなった“天然キャラ”を振りまき、お茶の間を笑顔に包んでいる。
「エピソードやコメントなどを聞いても本当にスレていないというか、セリーナを圧倒したあのパワーがどこから出てくるの?と不思議に思ってしまうぐらい純朴なテニス少女という印象。好感度も上がりっぱなしですね。当然、テレビ局から取材が殺到していますが、プレーヤーに直撃といえば松岡修造さん。今回もあの圧倒的なキャラで大坂選手にくらいついてインタビューをしています。ところが、その様子は、いつもなら視聴者を喜ばせることが多いのですが、意外にも今回は違和感を訴える声も少なくないんです」(女性誌ライター)
実は、松岡の大坂への直撃インタビューで不評なのが「なおみキャンドル」というダジャレワード。大坂がグッドテニスを続けるには集中力を切らさないように、というエールを、松岡がキャンドルを灯し続けることに例え、世界的に有名なモデル“ナオミ・キャンベル”をモジってつくった“修造語”だが…。
「初めて披露した時はテレビ局でも大ウケだったようです。でも、それで松岡が自信をもってしまったのか、とにかくゴリ押し(笑)。9月10日の「報道ステーション」(テレビ朝日系)での大坂選手への直撃インタビューでもこれでもかと連呼してましたね。さすがにうるさいなと思ってしまいましたが、視聴者も同じだったようです。何といっても大坂選手からも『は?』『また?』という表情がうかがえました」(前出・女性誌ライター)
もちろん、松岡の自由すぎるインタビューを喜んでいる視聴者も多数いる。でも〈大坂選手が喜んでないしイヤがってるじゃん!〉〈大阪さんはナオミ・キャンベルのこと知らないと思う〉〈またカレンダーの宣伝ですか?〉〈ファッションモデル関係ないし〉〈ずっと修造がしゃべってるだけの大坂なおみインタビューwww〉〈自己チュウ過ぎて嫌になる〉など、今度だけは苦情に近い批判もかなり多いとか。
調子に乗ってゴリ押しすると、そのうち大坂選手サイドから「NGワード」扱いされたりして。
(飯野さつき)