10月16日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、松岡修造がフィギュアスケートの羽生結弦選手へインタビューを行った。
平昌五輪イヤーである2017‐2018シーズンの抱負などについて話を聞いたのだが、一部ファンから松岡に対してブーイングが起こっているという。
「松岡は“ファンのみんな、世界中のみんなが聞きたい質問”だとして今季のSPが『バラード第1番』、FSが『SEIMEI』と、どちらも再演の曲なのはなぜかと聞いたんです。羽生選手は、15年のGPファイナルの優勝の時から『SEIMEI』は五輪にふさわしい曲で使用には迷いがなかったと答えましたが、松岡は最高得点を出して、あれだけ苦しんだのだから、もういいのではないかと質問したのです」(スポーツライター)
羽生選手は笑って聞き流していたが、ファンの中には松岡の『わかっていない』感にカチンときた人もいたようだ。
「羽生選手が『SEIMEI』を再演することがわかった時、ファンからは『また見たかった』『パワーアップした演技が楽しみ』と、期待する声が多数ネット上に書き込まれたのです。日本だけではありません。『SEIMEI』は羽生選手が創り上げた世界観や演技の素晴らしさで世界的に人気の演目で、各国のファンのブログでも歓喜の声や、衣装はどう変わるのかと大きな話題になったのです。それなのに、まるで世界中のファンの代表のような顔で疑問を呈した松岡は、反感を買ってしまったようです」(前出・スポーツライター)
一段と進化した技術で新たな表現を盛り込み、もっといい演技を披露したいという羽生選手の思い。松岡にはピンとこなかったようだが、ファン待望の“新SEIMEI”が、今シーズンも世界を魅了することだろう。
(芝公子)
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