毎シーズン、ストーブリーグの風物詩となりつつあるのが、巨人の人事問題だ。
「今季契約最終年の由伸ジャイアンツは大型補強の甲斐もなく、CS進出にわずかな望みをつなぐ崖っぷち状態。そこでポスト由伸の監督の名前として、中畑清氏や川相昌弘二軍監督も取り沙汰されています」(プロ野球担当記者)
だが、ファンが最も望んでいるのは、生え抜きの元4番打者・松井秀喜氏ではないか。
ミスターこと長嶋茂雄終身名誉監督の薫陶を受けてきただけに、球団内外から待望論が出ている。ところが、当の松井氏自身はこれまでのところ、まったく我関せずといった状況だったが、ここにきて松井氏の心境に変化があったのではないかといわれているのだ。巨人番記者が低迷する球団の救世主の動向について打ち明ける。
「松井と言えば、引退後の巨人との関係はつかず離れずといったところで、球団からの監督就任のラブコールにはゼロ回答が続いていた。かつては球団幹部はニューヨークを訪問したり、オーナーが手紙を書いたり、関係を絶やさないようにしてきたが、球団への復帰に関してはナシのつぶてでした」
ところが、ここにきて松井氏が巨人に急接近。その背景には球団側からの「ウルトラ人事案」があったといわれている。9月18日発売の週刊アサヒ芸能9月27日号では、最新の松井氏の動向とともに、人事案についても詳報している。松井の巨人復帰は、思いのほか早まるかもしれない。