今年、トリオ結成24年目を迎えたネプチューンの“ホリケン”こと堀内健。
現在、ネプチューンとして3本のレギュラー番組を抱えるほか、個人でも多数の番組に出演する売れっ子芸人だ。いまやベテランの堀内だが、テレビで見せるエキセントリックなキャラクターは存在感抜群のようだ。そんな彼について「来年50歳とは思えないぐらいキレキレですよ」と言うのは構成作家である。続けてこう話す。
「トークでも大喜利でもまさしく“替えの効かない”存在です。これだけ売れていたら、大抵の芸人は丸くなるものですが、ホリケンはむしろ年々トンガッている。あの明石家さんまをして『オレの後継者になれる』と名指ししているぐらいですから、どれだけスゴいのか説明不要でしょう」
業界内での評判は極めて高い堀内だが、前出の構成作家は「非常に心配な要素もある」とこぼす。いったい堀内の何が心配なのか。
「最近、番組内でのホリケンのギャグが女性層の一部から『性的なハラスメントだ』と痛烈に批判されているんです。特に問題視されているのは今年8月にMXテレビで放送された『田中みな実を逆さ吊りにする』シーン。9月後半から急にSNS上で批判が集まり、実際にMXにも大量に抗議が寄せられているんです。昔からホリケンお得意のギャグで、当然、田中も事前に了承しているのですが、批判は収まりそうにない。何でもハラスメントにされてしまう風潮に、お笑い関係者の間では『ホリケンがテレビから消える日も近い』と囁かれています」
何でもギャグでは済まされないという風潮がより強まっているようだが、これも時代、ということか。
(白川健一)