「あの娘は誰だろう?」。たとえ、わずかな露出時間でも、強烈なインパクトを脳裏に焼き付けたCM美女たちは一気にスターダムに駆け上がっていった。俺たちがときめいた麗しき「15秒のシンデレラ」たち。その軌跡を濃厚プレイバック!
放送開始から50年余、番組の間に荒波のごとく我らの心を打ったあのCMガールズの面々。青春を彩った追憶のヒロインを一挙にランキングだ。
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「当時は中学生ながら『かわいらしいオトナの女性だな』と思ったもの。もしかして、それが今の熟女好きの自分の原点だったかも」(44歳・食品会社)
「将来は絶対こんな嫁と結婚して長~く愛しちゃうぞと心に誓った(笑)。日曜の夜、このCMが流れると、これで休みも終わりか、と心でつぶやいたことを思い出します」(41歳・自営業)
堂々1位、ぶっちぎりの得票数でオヤジ心を独占したのは大原麗子の「サントリーレッド」。「すこし愛して、なが~く愛して」のキャッチフレーズも男心を酔わせた。
昭和歌謡に造詣の深い音楽ライターの宝泉薫氏が解説する。
「まさに絶頂期に、かわいらしい瞬間の大原麗子を切り取ったCMと言えます。当時はトップ女優だっただけに、同時代で見ていた人にとってはもちろんですが、若い世代から見ても魅力的な女性に映りました。その後、彼女が不遇な生涯を送ったことを考えると、よけいにこのCMの美しさが浮き彫りになる、まさに殿堂入りCMと言えます」
続いて2位は、宮崎美子(52)のビキニ水着がピカピカに光ってたミノルタのCM。
「ビキニからこぼれんばかりの艶かしいボディと、周囲を見回しながら脱衣する宮崎美子があまりに鮮烈だった。のちに、あのムチムチ娘が熊本大の女子大生だとわかってモーレツに欲情してしまった」(48歳・工務店)
同じく、往年の水着姿CM、夏目雅子の「カネボウ化粧品 クッキーフェイス」が、第3位に続けてランクインした。
「当時は健康美の象徴だった小麦色の肌の代名詞といえば、このCMでしょう。バックに流れていた彼女の歌う『クッキーフェイス』のCMソングも甘い歌声もかわいらしかったデス」(54歳・公務員)
いずれも、70年代後半から80年代初頭にかけての名作ばかりが上位を占める結果に。
「大好きな70年代80年初期の作品だけに、皆さんハッキリ覚えているとは思えないが、憧れの女優、大好きな歌手よりもCMにイメージが特化している女性がランクされたと言えます」(前出・宝泉氏)
4位は突如、平成の作品が大躍進。「とにかく動きと表情がかわいい」(43歳・理髪店)
と、新垣結衣がポッキーダンスで強烈なインパクトを与えた。さらに、5位はちょい懐かしめの飯島直子のジョージアが選出。
「癒やしクイーンといえば直ちゃんしかいないでしょ。直ちゃんが着ていた〝やすらぎパーカー"が欲しくって、ゴミ箱の空き缶を探したほど」(49歳・飲食店)
バブル崩壊後のお疲れ時代には、直ちゃんから「ひと休み、ひと休み」と、ささやかれるだけで心がなごんだものだった。前出・宝泉氏が締めくくる。
「新垣にしても飯島にしても、ドラマや映画ではなく、CMで本領を発揮するタイプだと言えます。その意味では、ランク下位ながらしば漬け美女の山口美江や、『脱いでもすごいんです』の北浦共笑などは、CMが自身の代表作とも言えるだけに、〝一発屋"として永遠にCMアイドルの殿堂に刻まれるでしょう」
何だか、しば漬け食べた~い気分(笑)
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