その脱力系漫才が受け、結成3年目ながら若者を中心にファンを増やしているお笑いトリオの「四千頭身」が、人気女性アーティストにキスを迫るという驚きの場面が映し出された。10月24日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)の中で、未来のスターを発掘するオーディション企画に登場した四千頭身について、お笑い系のライターが語る。
「2015年の秋にワタナベコメディスクールの同期生で結成された四千頭身は、ネタの内容はもちろん、単独ライブのチラシが全部手描きだったりと徹底した脱力ぶりが特徴。イケメン不在ながら女子人気は相当高いものがあります。キングオブコント2018で優勝したハナコとは同じ事務所で、合同単独ライブの『ハナ頭身』も満員御礼になるなど、若手の最注目株と言っていいでしょう。M-1グランプリ2018では準々決勝進出を決めており、台風の目になりそうです」
トリオの中でも中心的なメンバーは、ネタ作りを担当する後藤拓実。彼のキョドりつつも淡々とテンポ良くツッコむスタイルは、新時代のお笑いとして高く評価されている。その後藤が「ナカイの窓」で見せた狼狽ぶりについてお笑い系のライターが続ける。
「女性ロックバンド『SCANDAL』の大ファンだという後藤は、メンバーのTOMOMIに会いたくて芸人になったと告白。するとスタジオにSCANDAL本人が現れ、思わず『テレビすげえ!』と感激していました。ここで司会の中居正広から、あこがれの人を前に何をお願いしたいかと問われると、それまでおどおどしていた後藤はおもむろに『チューできるんですか!?』と前のめりになり、21歳男子ならではの欲望を丸出しにしたのです。その願いは軽くあしらわれるも、TOMOMIに対して『ゴハンに行ってください』と手を差し出すと、何と『お願いします』との返事が。しかも放送終了後にはTOMOMIからツイッターで『ご飯たのしみにしています』というリプをもらい、まさに人生の絶頂期を感じたことでしょう」
4月からは芸人としては最年少のパーソナリティとして「オールナイトニッポン0(ZERO)」にもレギュラー出演している四千頭身。若者事情に疎い読者諸兄は、その名前を覚えておいても損はなさそうだ。
(金田麻有)