女芸人の頂点を決めるお笑いコンテスト「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系)が12月11日に放送され、ゆりやんレトリィバァが初代女王に輝いた。ところが、同番組には視聴者からはSNSなどで批判的な意見が多く飛び交っていたという。
「芸人のネタ中には、カン高い人工的な笑い声がかぶせられていました。これを不快に感じた視聴者から『不自然な笑い声がうるさすぎ!』『本当にしらける』と批判が殺到。日本テレビでは過去にもネタ見せ番組の『エンタの神様』にて、編集で笑い声を足している疑惑が持ち上がっていました。それゆえ今回の笑い声も演出ではと疑われたようです」(テレビ誌記者)
そんな「THE W」をこころよく思わなかったのは視聴者だけではなかった。12月15日発売の「フライデー」によると、漫才日本一を決めるコンテスト「M-1グランプリ2017」(テレビ朝日系)のスタッフも、「THE W」に激怒していた可能性があるという。
「記事によると、同時期に『THE W』が開催されれば、『M-1』の話題性が薄れるため、制作側は日本テレビに抗議したそうです。しかし両大会を主催する吉本興業は、今、民放で最も勢いのある日本テレビに恩を売っておきたいからか、そのまま開催を押し切ったとのこと。それゆえ『M-1』側では少しでも話題を集めようと、ネタ見せの順番をクジで決めるという新ルールを導入したというのです」(前出・テレビ誌記者)
業界の内外から辛辣な意見が飛び交っていた「THE W」。はたして来年は無事に開催されるか。
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