人気女優から一転、寒風が吹き荒れているのは、女優の吉岡里帆(25)だ。今年放送された「きみが心に棲みついた」(TBS系)、「健康で文化的な最低限度の生活」(フジ系)は、ともに視聴率1桁台で大苦戦。公開中の映画「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(アスミック・エース)も「国内映画ランキング」で初週からトップ10圏外と、惨敗が続いている。
「男に媚を売るようなあざといしゃべり方がアダになっているようで、ドラマや映画を観る女性層に嫌われており、数字が伸び悩んでいます。番宣でバラエティー番組に出る時はNG項目はほとんどなく、体当たりで挑戦してくれるので、現場では評判がいいんですけどね」(テレビ局関係者)
10月9日放送のバラエティー番組「ウチのガヤがすみません!」(日テレ系)に出演し、ギネス記録に挑戦した際には、吉岡が本領を発揮する場面が見られた。
「背中合わせに立った相手と頭上でボールを受け渡し、今度は足の間で受け取る。30秒間で何回そのボール回しができるのかという種目でした。吉岡がボールを受け取ろうと両手を伸ばすたびに、Eカップ乳がブラウスを突き抜けそうなほど主張するので、もう些末な記録どころではなかったです」(テレビ誌記者)
やはり男性支持率だけは高いのだが‥‥。
CMやバラエティー番組で活躍する優香(38)にも、何やら「戦力外情報」が飛び込んできた。映画ライターが声を潜めて明かす。
「本人は女優志向が強いんです。映画の番宣でインタビューした時、結婚したあとだったので新婚生活について質問すると急にノリが悪くなった。結局、求めていないこだわりの演技論ばかり聞かされました」
芸能記者も言う。
「事務所側から女優としてインタビューしてほしいと声を掛けられるのですが、女優のイメージはあまりないし代表作もないので、やんわりと断っています」
お笑い業界で非情宣告されたのは、芸人のブルゾンちえみ(28)。17年の元日に放送された「ぐるナイおもしろ荘」(日テレ系)で、お笑いコンビ・ブリリアンを従え、「ブルゾンちえみwith B」として出演して以来、大ブレイク。17年には、ドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジ系)で女優デビューも飾り、順風満帆に見えるのだが‥‥。
「ひな壇に座っていても、ごく普通のコメントしかしないくせに、ADには上から目線で話してくるので、若手スタッフはあまり近づかないようにしています」(バラエティー番組関係者)
17年の流行語大賞のトップ10入りもした「35億」を超える新ネタ作りにも苦戦している始末で、展望が見えない現状だ。
「どれも手応えがないようで、なかなか披露できていません。一方で、ブリリアンを独り立ちさせようとしているのですが、ネタは学生レベルよりもひどく、『有田ジェネレーション』(TBS系)でネタ見せした時はスタジオが凍りつき、お蔵入り寸前だったそうです」(放送作家)
戦力構想から外されてしまったTV美女たちに、新たな救いのオファーは届くのだろうか。