11月12日、「スタメン」が決まっているフリーアナウンサーが試合会場に姿を見せず、そのまま「解雇」される緊急事態が発生した。「グッとラック!」(TBS系)でコメンテーターを務めていた小林麻耶(41)である。
あろうことか、自身のYouTubeチャンネルで番組内でいじめがあったかのような言い分を主張し、みずからの降板を発表。とはいえマネジメント業務を行う事務所からも契約解除されており、まるで日本球界になじめず、一方的に途中帰国する外国人選手のようだ。
震源地となった同番組には、小林以外にも戦力外候補で首筋が寒くなっている御仁もいる。
「2%台の低視聴率にあえぐ同番組の外部スタッフらが、飲みの席でMCの立川志らく(57)を目の敵にして『朝の情報番組激戦区で、なんで志らくを使うんだ。まったく数字を取れない』と、口をそろえていました」(TBS関係者)
「エース」や「4番」を任されたら「敗戦」の責任を問われるものだ。
さて、先の小林同様に、TBSから「FA宣言」、19年にフリー転身を果たした宇垣美里(29)のケースはどうか。
移籍当初に周囲の期待が高かっただけに、結果を出せない日々に身悶えしているようで、
「宇垣は元TBSアナウンサーという肩書を捨てきれていない気がします。同局の先輩・田中みな実(33)はアナウンサーという枠にとらわれず、汚れ仕事も引き受けていて覚悟が感じられる。宇垣は田中が落ちないかぎり、日の目を見るのは難しいのでは」(TBS関係者)
宇垣は先頃、「FLASH」で9ページも割いたグラビアに登場している。しかし、田中のように限界露出をいとわない、攻めの姿勢があるかと思いきや、全編にわたってふだん着のようなものを身にまとい、下着はおろか水着姿すらない‥‥。そんな「消極的なスイング」では打席に立つ機会も奪われる一方だろう。
ところで、野球には年俸の「減額制限」が設けられている。例えば年俸1億円以上の選手の場合、40%を超える減額は本人の了解なしには行われないという協約があるのだ。
小倉智昭(73)という3億円プレーヤーは「とくダネ!」(フジテレビ系)のキャスターとして、1本のギャラが150万円と言われた。それが70万~80万円への減額を甘んじて飲み、近年は残留してきたとされる。しかし、来年3月での「とくダネ!」終了が報道されているのだ。
「小倉は潮時ですね。昔はメリハリが効いていたけど、今はおとなしくなったと思う。勇退するのであれば、週1~2回ほどコメンテーターとして昔のような毒舌キャラで登場すればいいと思います」(峯田氏)
ここぞの「代打」であれば、まだまだ使いようがあるというわけか。