身近なところでは、外国人コミュニティが経営するぼったくり店や違法な店舗の増加も確実視される。
「知り合いの中国人が経営するぼったくりバーで見たんだけど、ムチャクチャだよ。火を近づけたら燃えるようなアルコール70度くらいの中国産の酒を、40度のウォッカで割って一見客に出すんだから。わざわざウォッカをミネラルウォーターのペットボトルに入れて偽装しててさ。それを店の女が口移しで客に何回も飲ませてる。客は30分もすれば完全に意識を失ってたよ」(団体職員)
日本中の繁華街にそんなぼったくり店が乱立したら‥‥考えるだけでもゾッとしてくる。
「今でも、ブラジル人が多い地域にはブラジル娘しかいない、ペルー人ならペルー娘の裏風俗店がある。マンションに部屋を借りて看板も何も出さずに、その国の男たちの口コミだけで広まっていくんだけど、労働者が増えれば店も女もそれに比例して増えるだろうね。日本人客を狙って、もっとおおっぴらに営業し始めるかもしれない。同胞には40分1万2000円ぐらいが相場だって」(団体職員)
外国人の商売娘と一発キメたくとも、違法店ゆえ、いつなんどき手入れがあるかもしれない。これでは、勃つものも勃たないだろう。また逆に、「やまとなでしこ」が屈強な不法就労外国人にもてあそばれることも多くなる。ブローカーが語る。
「例えばナイジェリア人のワルは、本国にいる時から組織的に教育を受けているヤツが多い。『まず六本木のクラブに行け』『尻の軽い日本人女が引っ掛かるから、すぐに子供作っちゃえ』『親が結婚に反対しても、孫が生まれたら許してくれる』ってね。『娘さんを幸せにするために働くから』って親に土地買わせたり、ローン組ませたりするんだ。それで盗難車を解体して輸出する事業を開始する」
強引な「中出し婚」でも本人が幸せになればいいが、たいていの場合、破綻は急に訪れるという。
「おもしろいもんで、外国人が店を出す地域って固まるんだよ。で、ナイジェリア人、ケニア人、コンゴ人の店があったとして、そのうちの一軒にガサが入ると、『自分んところにも来るんじゃないか』ってビビッて、着の身着のまま、嫁にも何も言わずにカネだけ持って国に帰っちゃうんだって。そのまま完全に音信不通、あとにはハーフの子供と、シングルマザーが残されるってわけ。彼らには母国に妻も子供もいる」(ブローカー)
もはや、問題山積どころか、ニッポン崩壊の導火線にしか見えない「移民法」。
「トランプがあれほど移民排斥を叫ぶアメリカも、不法就労者の安い労働力がなければ国が成り立たない現実があります。日本も受け入れを開始したら、それを止めることはできないと思います」(山田氏)
政府は来年4月の施行を目指しているが、はたして現状を把握しているのだろうか。