「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)で太川陽介とコンビを組んで人気を博した漫画家の蛭子能収が、つまずいて転び、右手小指を骨折したことが明らかになった。全治2カ月の大ケガ。しかも、よりによってころんだのは「太川・蛭子のローカル鉄道寄り道の旅2」(テレビ東京系)のロケ中だったという。
その「ローカル鉄道寄り道旅」は乗り物を路線バスからローカル鉄道に変え、沿線の名所や名物を探すという内容。9月8日に第1回が放送され、好評を得ていた。
「蛭子はローカル路線バスでコンビを組んだ太川との掛け合いが人気になり、ブレイクしました。ですが蛭子の体力面を理由にコンビは番組を卒業。71歳の蛭子に長距離を歩かせるのは危険だという判断もありました。その懸念が今回、現実になったしまったわけです」(テレビ誌ライター)
ローカル路線バス旅は、田中要次と羽田圭介の新コンビが旅を続けているものの、評判はいまひとつ。テレビ東京はなんとか太川と蛭子のコンビを残そうと、「いい旅・夢気分」などで2人を起用。「ローカル鉄道寄り道旅」もそのひとつだ。
「ローカル路線バス終了後もコンビが続いたのは視聴者受けがよかったのに加え、いつか2人をバス旅に復活させたいという思いもあったようです。ところが、今回の骨折でそれもダメになってしまいました。今回は骨折で済みましたが、もし頭を打っていたら…。バス旅で太川と蛭子のコンビを見ることはもうないでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
転んだ蛭子能収はもちろんだが、テレビ東京にとっても今回の骨折はさぞ痛いことだろう。