元貴乃花親方の花田光司氏の「相撲はヘブライ語」発言が物議を醸している。
景子夫人との電撃離婚が明らかになってすぐの、11月27日放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演した花田氏は、番組内で幻冬舎の編集者に「ぜひ本を書いてほしい」と依頼されたのを断ったうえで、こう話したのだ。
「『相撲』は当て字で、日本語じゃないんですね」
「もともとシュモーというヘブライ語なんですね。ですから、これから世界の思想に役立てればいい」
なぜこれが問題視されたのか。それは花田氏の「相撲はヘブライ語」というのは“日ユ同祖論”を基にした考えのためだ。“日ユ同祖論”とは、“日本人とユダヤ人は同じ祖先を持つ”とする説で、カルト宗教を取り上げ報道する際でも用いられたこともあるトンデモ論の一つとも言われる理論なのだ。
「花田氏といえば、過去に“洗脳騒動”があったことから、相撲協会との一連のゴタゴタでも、その発言内容や行動に“何かに憑りつかれているのではないか”といった声が相次ぎました。そのため、今回の発言でも“やはり…”といった声が瞬く間に上がるわけです」(相撲記者)
当時の“洗脳”ぶりは父親の故・二子山親方も認めており、「もともと精神的な導きに傾倒しやすい」(周辺関係者)という花田氏。離婚後の独り身生活が心配になる。