12月2日、平成最後の「M-1グランプリ 2018」(テレビ朝日系)で史上最年少のコンビ「霜降り明星」が優勝に輝き、翌3日には朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。ボケのせいやが「今日だけで13本くらい(仕事が)あるんです」と話すなど、人生の大きな転機を迎えているようだが、TRFのリーダー・DJ KOOもまた、新たな人生の転機を迎えつつある?
「Webサイトの『お笑いナタリー』が5名の著名人に1位~3位、“爪あと残しそう”という項目の予想アンケートを行っていて、川谷絵音、野呂佳代、ぱいぱいでか美、丸山桂里奈とDJ KOOの事前予想を公開していますが、DJ KOOが1位『霜降り明星』、2位『和牛』、3位『ジャルジャル』と見事に的中させているんです。ちなみに“爪あと”では『トム・ブラウン』を挙げています。また、選出理由のインタビュー内容の『的確さ』にネット上でも舌を巻いている人が多いようです」(テレビ誌ライター)
確かに、霜降り明星に対して「初の決勝で「M-1」の「盛り上がったな、これは!」を作れる、何かが起きてしまう、というのはこの2人かなと」と期待を込めつつ、「オーディエンスが反応すると芸人さんも乗ってきて面白さが増幅するので、せいやさんの動きから増幅力が生まれて、とんでもないイリュージョンを見せてくれると期待しています」と、評論家さながら。また、和牛やジャルジャルに対しても「僕は昭和の落語や漫才が大好きで、和牛には昭和の漫才のエッセンスを感じます。設定がいつも面白いし、それをうまく展開させている。ジャルジャルは去年のネタが衝撃的で、めちゃめちゃな感じだけど計算されていて。ああいうものを極めたシュールなネタの完成形が出てきたらすごいなと。野性爆弾くっきーさんもずっとシュールなことをやっていて、それが世に出た今では大変な広まりを見せていますが、コアなファンが多くて決勝の舞台も経験しているジャルジャルにも、ここで開花してほしいです」と、まるであの決勝を見てきたかのような予測を立てていた。
「この“お笑い博識”ぶりに、『考察も完璧だしすごいな 志らくとか審査員にするくらいならこの人審査員にしたらいいのに』といった声とともに、賛辞が乱れ飛んでいます。今後、著名人ファンという視点から“お笑い論”などを語る機会に恵まれれば、ひょっとしたら来年の大会では、審査員の席にいるということもあるかも知れませんよ」(前出・テレビ誌ライター)
1980年には芸人として「笑ってる場合ですよ!」(フジテレビ系)に出演したこともあるというDJ KOOだが、あくまで“畑違い”。審査員は厳しいかも知れないが、ナレーションならあり得るかもしれない?