テリー お、それは興味深いね。今までに、どういう男性を好きになったの?
梅田 やだ、恥ずかしい!私、恋愛のことは、AKBの頃からほとんど話したことがないんですよ。
テリー そりゃ、AKBの頃は恋愛禁止だからしかたないけど、今のは自分から言いだした話じゃない。
梅田 ダメダメ、無理ですよ~。
テリー じゃあ、好きなタイプだけ教えてよ。
梅田 うーん‥‥私、一目ボレしやすいんですよ。例えば、ダンスがうまいところなんかを見せられたら、すぐに「カッコいい!」と思っちゃうタイプで。
テリー ダンスがうまいっていっても、阿波踊りがうまい男でいいわけじゃないだろう(笑)。でも、AKB時代から梅ちゃんのダンスのうまさは定評があったよね。昔から運動神経はよかったの。
梅田 いえ、球技なんかはすごく苦手でした。でも、中2の時に出会ったダンスだけは、心から楽しめたんです。
テリー じゃあ、ダンスをきっかけにAKBへ?
梅田 そうなんです。専用の劇場があって毎日ステージに立てることがうらやましくて、オーディションに応募して運よく2期生に選ばれました。
テリー 当時まだ高校生でしょう。不安はなかった?
梅田 勢いだけで出てきちゃったので、そこまでは。でも、デビュー当時の記憶って、実はあまりないんです。とにかく、すごく忙しかったっていうことしか覚えていません。
テリー 確か、デビュー間もなくの頃、ケガで休んでいたよね。
梅田 はい、疲労骨折で1年5カ月の休養をいただきました。
テリー けっこう長いよね、不安はなかったの。
梅田 ちょうどAKBの人気が上がり始めて、テレビ出演もできるようになったタイミングだったので、正直焦りましたね。でも、期間が長い分、地元の福岡に戻れたので、家族や友達のサポートもあって、そこは救われました。
テリー つらいこともあったけど、そこからのブレイクが、またすごいじゃない。紅白歌合戦に何度も出演したり、ドーム公演もやったり、そんなの、普通の人には絶対経験できないんだから。
梅田 はい。すごく楽しかったですし、自分は本当に幸せだなって思います。
テリー で、そのあとNMB48に移籍したよね。
梅田 あ、先に言っておきますけど、左遷じゃないですからね(笑)。よくそう言われるんですけれど。
テリー じゃあ、自分から志願したの。
梅田 私も不思議に思って秋元(康)さんに聞いたんですよ。すると、その頃、私はよくバラエティー番組に出させていただいてたんですが、「よしもと(クリエイティブ・エージェンシー)に所属しているNMBなら、たくさん芸人とも絡めるし、梅田のプラスになるだろう」と思ってくれたらしいんですね。
テリー すごい。大勢いるのに、秋元さんはひとりひとりのこと、いろいろ考えているんだな。
梅田 あと、「AKBの初期メンバーが少なくなってきたから、NMBにAKBイズムを教えてほしい」とも言われました。正直なところ、AKBに入って8年目ぐらいで、そろそろ卒業しようかな、と考えていた時期だったんですが、その言葉に「もう1回頑張ろうかな」と思えたんです。