12月6日発売の「週刊新潮」が、フジテレビの番組改編情報を報じた。記事によるとフジは来年、夕方のドラマ枠を打ち切るという。
「現在、平日のフジは、情報番組『直撃LIVE グッディ!』と『プライムニュース』の合間である夕方の1時間に、過去のドラマを再放送しています。しかし新潮によると、そのドラマ枠を廃止して、来年の2月から、関西ローカルで放送されている上沼恵美子のバラエティ番組『快傑えみちゃんねる』を放送していくことが決まったのだとか。この放送が成功すれば、今後、上沼の東京進出の足がかりになる可能性も指摘されています」(テレビ誌記者)
「快傑えみちゃんねる」は、毎回数名のゲストとともにテーマ別のトークを行う関西の人気バラエティ番組である。しかし今回の決定に、関東の視聴者は激怒しているという。
「フジの夕方ドラマ枠といえば、最近も『東京ラブストーリー』や、中井貴一主演のCSドラマ『記憶』を放送し、大きな話題を集めた人気の時間帯です。それだけに今回の改編に対し、視聴者からは『は? 月曜から金曜まで毎日、上沼の番組を放送するってこと? ありえない!』『過去の名作ドラマを放送してる貴重な枠なのに潰さないで!』と、反対する声が殺到しています」(前出・テレビ誌記者)
すでにフジは、約2カ月分となる36回の放送権を買い取ったとのこと。はたして関東で、関西のバラエティは受けいれられるのだろうか。