明石家さんまといえば、番組の打ち上げで出演者やスタッフを「叙々苑」グループの高級焼き肉店「游玄亭」西麻布本館に連れていくことで有名だ。「1991年のオープン当初から同店に通いつめていますからね。さんまには、専用の箸とエプロンが用意されていることも、お笑い界では知らぬものがいないでしょう。若手芸人にとっては、さんまに『游玄亭』に呼ばれ、この箸とエプロンを間近で見ることが一つの目標となっています」(芸能記者)
店に入り席に着くや、注文せずとも上質な肉が次々に出てくるというから驚きだ。
「『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の収録後に行く時は、20人を超える芸人とスタッフを連れていくため、会計は100万円を超えるといいますが、いつもニコニコ現金払い。普段から、『足りないと恥をかくから』と、銀行から200万円をおろして財布に入れておくのが“さんま流”」(番組関係者)
また正月には、スタッフや共演者らへの“お年玉”を配っているという。
「村上ショージが明かしたところによると、さんまがお年玉を配る人数は毎年300~400人にも及ぶといいます。しかも、中身は最低でも1万円ですから、その額は500万円にも及ぶという話です」(放送作家)
節約は頭になく、「儲かってる人が世の中で(お金を)使ってあげないと不景気になってしまう」というのが、さんまのモットーだとか。カッコよすぎるって。
(露口正義)