12月16日、「アッコにおまかせ!」に出演した出川哲朗がZOZOの前澤友作社長と食事したことを語り、そのお代が仰天の約500万円近くだったことが話題になっている。
番組では、前澤社長が「最近手に入れたスゴイもの」として“3億円の車”や“15億円の別荘”を購入したことを紹介。すると出川が、「こないだ(前澤社長に)ご馳走になったんですよ」と切り出し、「たぶん、(ナインティナイン)岡村と爆笑(問題)の田中君と4人で、1回の食事代500万近く」と明かし、スタジオからは悲鳴に近い驚きの声があがった。
しかし、この食事代にもっと驚いたのは、ZOZOの社員だったという。
「前澤社長は月旅行に行くことを発表したり、バイオリンの名器『ストラディヴァリウス』を購入したりと大金を使うことで有名ですが、これらはある意味、会社の宣伝にもつながっているため、内部から不満が出ることもありませんでした。しかし、出川が言った食事代については、実はこれが社員の平均年収とほぼ同じだったことから、『食事に500万円も使うなら、もっと社員に還元してほしい』と不満の声が出ているようなのです」(経済ジャーナリスト)
確かに、最新の「会社四季報」にも、ZOZO社員の平均年収は524万円と記載されている。ちなみに、ZOZO社員は基本的に給料、ボーナス額も一律とのことで、これについて前澤社長は、「社員どうしが悪口を言うのは最悪。給料の差や成功報酬を過激にやると『あいつはこうだよね』とか変なことが起きるので」とも語っている。
最近は「ZOZOスーツ」の廃止やプロ野球団の保有を断念するなど、快進撃にも陰りが見えはじめているZOZO。今後、こうした経営者と社員の格差が火種とならなければいいが…。