ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が9月19日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、月の周回旅行計画を主催するスペースX社のイーロン・マスクCEOに肩車をしてもらう様子を収めた写真を公開している。
“月へ行くことにしました”との衝撃的なツイートを発信し、2023年の実現を目指すスペースX社による月の周回旅行「dearMoon計画」への参加を発表していた前澤社長。最近のSNS上では豪勢で羽振りの良い“セレブ自慢投稿”が災いし、交際中の女優・剛力彩芽と共に炎上カップルとして名を馳せることになった彼だが、今回自身のインスタ上に登場させたのはスペースX代表のイーロン・マスク氏である。
「I trust him,so I can ride(彼を信じているからこそ、彼に乗ることができる)」と英語で綴り、イーロン氏の肩にまたがる肩車ショットをお披露目。ガタイのしっかりした上半身のイーロン氏に細身の前澤社長が抱えられ、2人の強固な信頼関係が示されると、コメント欄には「俺も彼に乗りたいな」「興奮するぜ」「安全な旅を祈るよ」「この写真気に入ったよ」など、世界中のあらゆる国からの書き込みが殺到する事態となり、いかにこの「dearMoon計画」が多くの注目を集めているかが分かる。
「前澤社長は18日にもイーロン氏に肩車をしてもらう様子を写真で紹介しており、『イーロン、のり良い!お願いしたら肩車してくれた!笑』と興奮気味に綴っています。これはイーロン氏の開発する宇宙ロケットに対する安全性や完成度を疑う声が一部で上がっていることを踏まえ、そういった懐疑論を払拭するために“彼を信頼してるから乗れるんだ”というメッセージを肩車の写真とともに発信したのでしょう。イーロン氏のロケットに搭乗する前澤社長という構図を表現するシンボルのようなものになっただけでなく、前澤社長の人懐っこい性格やパフォーマンスのうまさが際立った1枚となりました」(テレビ誌ライター)
あの人気ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオとも親交を持つなど、幅広い人脈と交友関係で知られる前澤社長だが、その背景には巧みに相手の懐へ入り込む付き合いのワザがあるのかもしれない。
(木村慎吾)