芸能界に星の数ほどの天敵を持つ上沼だが、自身の番組では三田村邦彦(65)、渡辺徹(57)、高知東生(53)などイケメン俳優を共演者として脇に置いていた。
「上沼さんはヨイショが上手なホスト系の男が大好物。中でも猫かわいがりしていたのが大澄賢也(53)でしたが、00年に【4】小柳ルミ子(66)から、離婚するなら1億円を支払うか、ただのバックダンサーに戻るか、という究極の2択を突きつけられた“1億円離婚騒動”では夫婦ゲンカに乱入。『イジワルやね。さっと別れてあげることですよ』と火に油を注ぐ発言をかました」(放送作家)
ギロチンドロップで連勝街道をひた走るばかりか、子飼いの大澄の完全擁護に乗り出した。
「しかも口八丁で終わらず、その後、東京ではレギュラー番組のない大澄を庇護。番組で使い続け、無事1億円完済を手助けした」(芸能デスク)
さらに、白塗りメイクを「ファンデ1本使ってます」と自虐ネタとするのが上沼の軽妙トークの真骨頂だが、容姿を敵から指摘されるのだけは我慢ならない。
芸能界では天下無双、歯に衣着せぬ物言いのご意見番【5】デヴィ夫人(78)にもガブッとかみついた。在阪の芸能レポーターが明かす。
「テレビ番組で共演したデヴィ夫人から、昔に比べて太ったと指摘されると、根に持った上沼さんは、その直後の自身のラジオ番組で反撃。『あんな整形せんでも若い時きれいなのに』『目がフレンチブルドッグみたいになりましたね』などと遠吠え怪気炎を上げた」
愛犬家のデヴィ夫人相手に、タイガー・ジェット・シンよろしくかみつき返すとはさすが、稀代のヒールでもあるのだ。
テレビよりもさらに言いたい放題、しゃべり倒しの解放区となっているのが、ラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)だ。ヤリ玉にあがったのは元「モーニング娘。」のアネゴだった【6】中澤裕子(45)。
「腹立たしいのはこの前、ゲストに来た女です。きれいやないし、ひとつも若くないし、オーラもない」
と、バッサリ切り捨てた。
「原因は上沼さんの番組でグループ内のぶっちゃけ話に水を向けられた中澤が『そうでしたっけ?』と、スルーしたことが原因です。当時絶大な人気のグループだけにゴシップは話しにくかったのでしょうが、大阪出身の中澤のアイドル然とした態度が逆鱗に触れたのでしょう」(在阪の芸能レポーター)
脳天唐竹割りの攻撃に中澤は大阪を追われ、現在は九州・福岡へ逃げ延びたとか。