自称「大阪城が実家」とうそぶく上沼無双は、あの大物占い師もイチコロだ。
「かつて【7】細木数子(80)を『世に売り出したのは私!』と豪語し、細木が全国区の人気となり上沼の番組への出演回数が減ると、『恩知らずな人や』とブチ切れ発言して一時は不仲に。ところが、メディアへの登場が減ってからは関係を修復させ、京都にある細木邸に遊びに行くまで仲直りした。変わり身の早さと人心掌握術では占い師の上をいくと恐れられている」(在阪の芸能レポーター)
まさにくるりと丸め込んで押さえ込むスモール・パッケージ・ホールドのような逆転勝利だろう。
ものまね界の四天王・【8】清水アキラ(64)も女帝の手にかかれば格下扱いで、投げっぱなしジャーマンが炸裂。
「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(ABCテレビ)のゲストに登場した清水を古舘に続き、再び「快傑──」で血祭りに上げたのだ。
「あんなヤツ、どうせ人気が落ちる」
これには名指しされた清水も激怒。
「さすがに清水は『人権侵害だ』と訴えていたが、上沼さんは自分より芸歴が浅いものまね芸人を下に見ている。基本的にイケメン俳優が好きな上沼さんは、他にもヒステリックな人も大嫌い。毒舌ぶりでは互角の映画評論家・【9】おすぎ(73)に対して『売り出したのはウチの旦那』とケンカをふっかけたこともある」(芸能デスク)
元関西テレビ敏腕プロデューサーの夫を後ろ盾に、言いたい放題。
「とにかく好き嫌いの激しい上沼さんには共演NGリストがあり、本人みずから、大阪の番組のプロデューサーは『えみちゃんの嫌いリスト』を持っている、とネタにしている」(放送作家)
この共演NGリストの中に名を連ねているらしい、【10】島田洋七(68)は、あるテレビ番組の出演時に、
「要するに、お笑い芸人の先輩とか、ようしゃべる人は自分の商売上、呼ばない。自分がしゃべりやすい人ばっかり置くのよ」
と、上沼へ毒ガスを噴射。今回の「M-1」で上沼が「ミキが好き」と私情審査したといわれることについても、「好きだから点数がいいとか言われても困る。現場で一番受けた人が一番になるべき」と、上沼のエコヒイキ審査を真っ向批判している。
「上沼をリスペクトする松本人志(55)は『M-1』直後の『ワイドナショー』(フジ系)で『俺も考えないとアカンかな』と審査員降板を示唆。一方、『THE MANZAIマスターズ』(フジ系)のホストを務めたビートたけし(71)は暴言のとろサーモンの2人を『大変だね』と慰労していた。まだまだ騒動幕引きとはいきません」(芸能デスク)
遺恨対決は大物を巻き込み、第2ラウンドへ。はたして、無敗の女帝をピンフォールするのは誰だ!