絶対的エースということを考えれば、納得の結果か?
乃木坂46を2月24日に卒業する西野七瀬が、インデックス大阪で行われた最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」の発売を記念した全国握手会イベントに参加したのは、去る12月23日。これが西野にとって最後の握手会になるということもあって、会場は過去に類を見ないぐらいの大混雑となったようだ。白石麻衣と並び、乃木坂の2大エースとして君臨した西野のラスト握手会とあって、開催前日から待機列に並ぶファンも大勢確認されていた。
そのため、列に並び始めてから西野と握手できるまでにかかる時間が尋常ではなかったようだ。
「1号館から6号館までと6つの展示館が配置されている同会場ですが、この日は西野との握手を目当てに訪れるファンが多かったため、他のメンバーたちがいる場所とは別に、西野専用で約5000平方メートルある1つの展示館を握手会場として使用。さらにあまりに握手待機列が長くなってしまったこともあり、約6000平方メートルある2号館も西野七瀬専用待機館として使っており、西野1人で丸々2館を貸し切るという異常事態でした。しかし、それでも待機列は外にまで続いてこともあって、朝8時に並んだファンも西野との握手にたどり着くことができたのは18時頃と、その待ち時間は驚異の10時間待ちだったようです」(アイドル誌ライター)
しかも、参加したファンのツイッター上の投稿をみると、「握手できたのは0.2秒だった」「握手というか、改札を通るぐらいの感覚だった」「77枚握手券出して、5秒くらいで終わった」など、ようやくたどり着いた握手も一瞬にして終わってしまったようだ。
「17年2月に同グループを卒業して芸能界を引退した橋本奈々未の最後の握手会も、8時間以上並んで握手したというファンもいましたが、今回はそれをさらに上回る伝説の握手会となりました。もちろん、長時間並んだファンもよく頑張ったと思いますが、約10時間握手を頑張り、その翌日も生放送の音楽番組にも出演している西野にも心からお疲れ様と言ってあげたいですね」(前出・アイドル誌ライター)
10時間以上並んで、握手できた時間が1秒足らずというのはファンではない人間からは到底理解できないことだろう。しかし、超人気アイドルの最後の接触イベントということで、ほんのわずかだとしてもその姿を目に刻むことができて、なんだかんだで大半のファンはほっこりしているようだ。
とはいえ、この様子だと西野と同等かそれ以上のファンがいると言われている白石の卒業時にどれだけの列ができてしまうのか、今の時点でもファンは心配なところだろう。
(石田安竹)