「19年12月までにチャンネル登録者数100万人を超えなかったら、芸人引退」をぶち上げ、ユーチューバー「カジサック」としての活動をスタートした、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太。10月1日のスタートから、約2カ月が経過し、すでに登録者数は63万人を突破。順調な活動状況となっている。
「話題性もあり、のぞき見的に登録した人も多いでしょうから、このペースで増え続けることは難しい。梶原本人もここからが大変だと話していますが、順調であることは間違いありません」(ITジャーナリスト)
気になるのは、その収入だ。
「4つのチャンネルを持つ人気ユーチューバーのHIKAKINなどは、総登録者数が1000万人を超えています。“登録者数の3倍がユーチューバーの月収”というのが一つの目安と言われていますが、登録者数が増え、発信力が増してくるとパブリシティ案件なども舞い込み、そのギャラも膨大になってくる。テレビより、よっぽど稼げる可能性のあるメディアに育ってきているんです」(前出・ITジャーナリスト)
登録者数の3倍と考えると、60万人を超えた梶原は、少なくとも毎月200万円の収入増となったことになる。「はねるのトびら」(フジテレビ系)の終了以降、テレビではほとんどその姿を見ることがない梶原だけに、この増収は大きそうだ。
「ただ、企画、編集などチームを組んでやっていますから、彼らのギャラもあるだろうし、当然、所属する吉本興業にも抜かれることになる。そう考えると、まだ生活が潤うほどの収入にはなっていないのでは。ただ、吉本的には、ほとんど何もせずに上前がはねられるとあって、今後も積極的に梶原をサポートしていくでしょう。大物芸人の登場などあれば、今年末までの100万人突破はかたそうです」(芸能プロ関係者)
うまいことやったものである。
(露口正義)