元タレントの坂口杏里が2019年早々から迷走している。元日にはDJイベントにて餅つきゲストとして出演する予定だったが、大みそかにインフルエンザが判明。さらには転倒して頭を打ち、脳しんとうになったとツイッターで明かしていた。
そして1月6日には、昨年いっぱいで封印していたはずの「夜のお仕事」に復帰したことをツイート。これまで名古屋や神戸など各地を転々としていたが、この年末年始は東京の店で働いていたとか。そんな坂口を見て、ベテランの芸能記者がため息交じりに語る。
「母親の坂口良子さんがご存命だったらどう思うことか。良子さんが亡くなってからもう6年目を迎えたのかと思い起こさずにはいられません。母親の良子さんはそれは美人でした。しかも古風な美人ではなく、現在でもそのまま通用するようなあか抜けた方でしたね」
2013年に57歳で亡くなった良子さんは、16歳でミス・セブンティーンコンテストで優勝し、芸能界入り。72年には高2でドラマ「アイちゃんが行く!」(フジテレビ系)の主役に抜てきされるなど、若手女優のホープとしてアイドル的な人気を誇っていた。そんな若かりし頃の良子さんが最近、一部で注目の的になったという。
「昨年12月24日に放送されたスペシャルドラマ『犬神家の一族』(フジテレビ系)は、NEWS・加藤シゲアキの演じた金田一耕助が“史上最低”と逆の意味で話題に。そのため『本物の「犬神家の一族」を観たい!』という視聴者が、傑作と称される1976年の角川映画版をネット配信やレンタルDVDで鑑賞する動きがあったそうですが、そんな40年以上前の作品中で、金田一耕助に恋心を寄せる那須ホテルの女中・おはるが現代風の美人だとあらためて話題になってもいたようです。そしてその女優こそが当時二十歳の良子さん。その美しさは『なぜ金田一耕助は、おはるの恋心に応えないんだ!?』ともどかしくなるほど。彼女が現代にそのまま蘇ったら、すぐさまトップ女優になれることでしょう」(前出・芸能記者)
良子さんはほかにも「獄門島」や「人間の証明」など、70年代に人気を博した“石坂浩二の金田一耕助シリーズ”に出演している。杏里の母親がいかに美しい人だったのか、映画のおもしろさとともに確かめてみてはいかがだろうか。
(金田麻有)