1月22日スタートのドラマ「後妻業」(フジテレビ系)で、資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う、いわゆる「後妻業」を生業とする関西弁の武内小夜子を演じる木村佳乃。前クールでは「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)で夫の不貞発覚をきっかけに平凡な主婦から割烹料理店の女将へと転身し、前だけを見て道を切り開いていく上島通子をけなげに演じていたが、今作ではコテコテの悪女を演じることになる。
このドラマは直木賞作家・黒川博行氏による同名小説が原作だが、16年8月には「後妻業の女」というタイトルで映画公開。大竹しのぶが同役の“胸くそが悪くなるほどイヤな女”をみごとに演じきった。
「ただ、木村は演技力に疑問が残る女優ですから、大竹と同じ役を演じるのは酷でしょう。しかも何度も映像化されるほどおもしろい原作小説の魅力の1つは、テンポのいい関西弁。すでに公開されている今作の宣伝動画やテレビCMの中で木村は『今度はアンタや』と、関西弁を披露しているのですが、ネット上ではドラマスタート前だというのに『木村の関西弁を聞いたら眉間にシワが寄っちゃった』『木村の関西弁が不安でたまらない』『尾野真千子にやってほしかった』など、木村主演に対する不安の声が目立っているようです」(女性誌記者)
動画やCMでは赤いドレスに身を包み、同じ色の口紅をつけてあでやかな笑顔を見せている木村。大竹とは違う武内小夜子をどう演じるか楽しみだ。