極楽とんぼ・加藤浩次の「スッキリ」(日本テレビ系)でのイメージが昨年から爆上がりしているという。いったいどういうことか。
「昨年12月24日に奥山佳恵がコメンテーターで登場した時のことです。クリスマスの思い出を聞かれた彼女は幼少時代『親がサンタだった』『サンタ業は父親から、夫に継承されて、今もクリスマスプレゼントをもらっている』という趣旨の発言をした。ところが、この日は天皇誕生日の振替休日。子どもと一緒に見ていた母親からは『夢を壊さないで』と批判が殺到しました。しかしこの時、加藤がすかさず、『ああ、本当のサンタじゃないやつね』と訂正し、称賛が集まったのです」(芸能ライター)
彼の「神フォロー」は今年に入ってからも続いた。1月9日放送の同番組でRIKACOが、引退を発表したレスリング女子の吉田沙保里に、「今度は結婚してお子さん持って、これだけやっぱりすごいいろんな経験してきてるから、旦那さんにも最強のサポートすると思う。子育てもすっごい楽しみ!」と発言。確かに見てみたいという声も寄せられた一方、こちらも「幸せ(のあり方)を押し付けるな」などとバッシングが集中。
するとこの時も、加藤は即座に「(人には)いろんな幸せがありますから、どれを選ぶのかはわかりません」と名アシストしたのである。
そして加藤の発言にさらに注目が集まったのは1月21日。都内の高校で、男性教師が生徒に暴行する動画がSNSに投稿された。だが実はこれは生徒側の策略で、「脳みそねぇのかよ」「小さい脳みそでよく考えろよ」などと罵倒し、暴行を誘発していたことがのちに発覚。これを受けて加藤は、「先生も反省しなくちゃいけない」としながら、生徒に対して「『ホラ、やってやったよ、あの先生、処分くらわしてやったよオレが』って生徒がもし言ってんだったら大人ナメんな!って話ですよ!」と怒りをぶつけたのだ。
これにも視聴者は賛同の嵐。加藤の意見を評価する者が続出しているのである。「狂犬」と言われたのはもはや昔のことだが、その名残はまだあるようで、今後も大いに斬っていってもらいたい。
(魚住新司)