日本テレビの笹崎里菜アナが10月12日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で、司会を務めるお笑いタレントの加藤浩次からかつての“夜の商売”をイジられる一幕があった。
水卜麻美アナが夏休み休暇を取得中ということもあり、彼女の代役として登場した笹崎アナは冒頭の挨拶として「今朝は私、笹崎里菜がお伝えします。よろしくお願いします」とさわやかに振る舞うと、あまり緊張しない性分であることを明かしつつも、「(今日は)めちゃくちゃ緊張してます」と話し、隣に立つ加藤に、「アナウンス部でも“加藤浩次はスゴイ”って先輩方が言ってました」とコメント。出だしから気分良く“持ち上げられた”格好の加藤は照れ笑いを浮かべ、「そんな褒め殺しはやめてよー」と笹崎アナの転がしテクに舞い上がっていた。
存在感のある登場を飾った笹崎アナは、続けて「今日はいっぱい勉強します」とあくまで低姿勢なスタンスを強調し、満面の笑みを浮かべると、代打アナウンサーの快調な滑り出しに、加藤も思わず「夜の商売やりすぎじゃないの?あなた」と切り込んだツッコミで応酬したのだった。
笹崎アナといえば、2015年の日本テレビ入社前に銀座のクラブで夜の接客アルバイトをしていたことが発覚。内定を一時取り消される事態に発展するも、その後に何とか和解したという過去がある。
「笹崎アナの入社前のアルバイト騒動に関してはほぼタブーのような扱いとなっており、そこをイジれるタレントはほぼ皆無です。内定を一方的に取り消した日テレ側と裁判沙汰にもなりましたからね。最終的には入社を果たし、“仕事は与えられるのか?”“絶対干される”との懸念もありましたが、持ち前の根性で切り抜けています。今回のように過去の“夜の商売”騒動を笑いに変えてもらったことで笹崎アナにとっても肩の荷がおりたというような感覚かもしれません。ネットにも『そんな風にイジれる加藤はすごい』『腫れ物にされたままよりは良い』『笹崎は夜の仕事を開き直ってネタにできるようになれば化けるかも』『アルバイト経験が役に立ってる証』『これができるのは加藤だけ』という好意的な反応が多く上がっていますよ」(テレビ誌ライター)
やはりアナウンス室での“加藤浩次はスゴイ”との噂は本当だったようだ。笹崎アナ自身が肌でそう感じたことだろう。
(木村慎吾)