今年正月の三が日でも、“最もテレビCMに登場した有名人”となった広瀬すずだが、芸能関係者の間では早くも「来年」の動向が注目され始めている。
「三が日でのCM女王は“お正月を写そう”でおなじみの富士フイルムのCMに出演していたことが要因。4月にスタートするNHK朝ドラ『なつぞら』を控え、いいアピールになったのではないでしょうか」(広告関係者)
その「なつぞら」は、ここへきて音楽が「おそ松さん」「3月のライオン」などのアニメ音楽で人気の橋本由香利が担当することが発表されるなど、作品への期待感が徐々に高まっている。
だが、ある映画関係者は、「広瀬に期待するのは放送直後ですよ」と、こう話す。
「朝ドラヒロインのイメージは強烈なため、女優として不自由な“かせ”をはめられてしまいがち。そのため最近では、有村架純が『ひよっこ』の終了直後に公開された映画『ナラタージュ』で体を張ったシーンを演じたように、イメージを払拭するため大胆な演技に挑む傾向がありますからね」(芸能記者)
40年以上前の話ではあるが、1982年、広瀬と同じく20歳で朝ドラ「ハイカラさん」のヒロインを務めた手塚理美の、こんな話はいまだに語り草だ。
「手塚は朝ドラ終了直後、いきなり篠山紀信の写真集『四色の花火』で挑発的なポージングで生まれたままの姿を披露し、世間をあっと言わせていますからね。これによりNHKを激怒させたという伝説まで残っています」(前出・芸能記者)
朝ドラ放送後、女優としてひと回り成長した広瀬は、どんな大胆な姿を見せてくれるのか。今から首を長くしてお待ちしております!
(露口正義)