UAEで開催されている、サッカーの代表戦「アジアカップUAE2019」。1月28日深夜、事実上の決勝戦ともいわれた「日本×イラン」の準決勝が行われたが、大会無失点だったイランのゴールを後半11分に“半端ない男”大迫勇也のゴールを撃ち破ると、その後もPKで大迫、ロスタイムには原口元気のダメ押しゴールで3対0で完勝。スタジアムを埋め尽くしたイランサポーターを沈黙させてしまった。ただし、後半の終盤には、イランの24歳FWアズムンがたび重なるラフプレーを見せ、ピッチ上も騒然。容赦ないファウルを受ける大迫たちの姿に、テレビで応援していた日本の女子サポーターも悲鳴を上げたともいい、試合内容以上にイランのイラ立ちや汚いプレーが目立ってしまった。
試合終了後にアズムンはSNS上で謝罪したものの、ラフプレーを浴びせた日本人選手に対してではなく、イランサポーターへの謝罪。これには「大迫や柴崎に謝らないなんて最低」「イランを見損なった」という失望の声が大半。その一方で、日本代表がイランのプライドをどれだけへし折ってしまったか、イランサポーターの対応でもあからさまになったとか。
「鉄壁だったイランゴールを撃ち破った大迫勇也のインスタグラムがとんでもないことになってますね。イラン人サポーターから、いわゆる中指を立てたマーク、イラン国旗の大量投稿、あとは口に出せないFから始まる4文字言葉の連打。さらに、まるで子どものケンカのような汚物の絵文字も大量に投下されてますね。これを見た日本人サポーターは、恐怖も感じつつ、完全にあきれていますね(笑)。笑いごとではないですが、本当に驚きました」(週刊誌ライター)
実は試合直後からは、陸上男子マラソン日本記録保持者の大迫傑のインスタにも、大迫勇也のインスタと早とちりしたイランサポーターと思しき中傷コメントが殺到していたという。一連の様相に「ひどすぎる」「サッカーで負けたぐらいでここまでやるの?」と、多くの日本人がドン引きしていたようだ。次の決勝戦の相手はカタール。イランとは事情は違うかもしれないが、試合内容によっては、ネット上でもサポーターの「半端ない敵意」が炸裂する時代になってきたのかも。
(飯野さつき)