1月期のドラマの中で目下苦戦中の、真木よう子主演の「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」(テレビ東京系)。初回から平均視聴率4.6%で、共演に関ジャニ∞の丸山隆平、古谷一行、柳葉敏郎などの豪華メンバーを揃えた割には予想外につまづいた形だ。
その原因は何か。ネット上では真木について〈活舌が悪い言い回し〉や、〈演技が素っ気なく下手くそ〉などと言われているが…。
「ただ、それも制作側の計算なのでしょう。むしろあの“声”が病みつきになり、《のんびりした風貌がまるで銀行員離れしていて癒やされる》といった視聴者もいるのです」(テレビ誌編集者)
漫画が原作の同ドラマは、業績不振の支店を立て直すため本店から異動してきた女性行員モノだが、14年に杏主演で高視聴率をとった「花咲舞が黙っていない」(日本テレビ系)を彷彿とさせる。
「2つのドラマを比べると、その差は真木と杏の主張する場面でのアピール度の違いもある。銀行員役のため家庭以外はお堅いスーツ姿ですが、真木ファンは映画『ベロニカは死ぬことにした』の時のように、推定Fカップバストをドーンと出してほしいはず。まだまだ“伸びシロ”はあります」(テレビウオッチャー)
さらに、今後に期待するこんな声も聞こえてくる。
「乃木坂46からの卒業コンサートを2月24日に控えた西野七瀬も、銀行窓口係の役で出演していますが、2話までの時点で彼女の出演場面が少ない。卒業コンサートへ向けて、彼女をこれでもかというほど登場させ、真木とのバトルを見せれば、数字はグッと上がりますよ」(夕刊紙記者)
はたして、テレ東らしくどこまでハメをはずせるか。
(津田昌平)