隠れ特撮オタク女子の日常をコミカルに描いたドラマ10「トクサツガガガ」(NHK)。社内では女子力高めのキャラでありながら、実は生粋の特撮オタクであることを必死に隠している主人公の叶を小芝風花が熱演しているが、奥深い“特撮ワールド”な展開にマニアのみならず、一般の視聴者達からも、隠れ趣味の“あるある”が満載だとして大きな反響を呼んでいる。
「ドラマの見どころは、小芝扮する叶がピンチに陥った際に起こる脳内の“特撮モード”妄想。本人にしか見えないヒーローが登場して、様々な言葉で彼女を励ましていくんです。妄想では主に叶がハマっている『獅風怒闘ジュウショウワン』の“シシレオー”が登場するのですが、時には彼女を取り巻く特撮仲間たちが登場することもあります」(テレビ誌記者)
1月18日に放送された第1話では、通勤途中の電車の中で老人に席を譲るか迷っている叶の脳内が特撮モードに変換。車内にシシレオーが現れ「自分か苦しいからって、弱き者を見捨てていい理由にはならない!」と一喝。その言葉にハッとさせられ、叶は老人に席を譲る。
そんな中、“特撮モード”に登場した、ある女優のキャラ扮装姿が話題になっている。
「2月1日に放送された第3話で、特撮モードに倉科カナ演じる30代の特撮オタク女子・久美が登場。赤いウィッグにレザー風のコートをまとい、丈の短いスカートを履いた“悪の女司令官”風の彼女が、ロングブーツに網タイツまで着用して、艶っぽいフェロモンが全開でしたよ」(スポーツ紙記者)
この時の妄想では、叶が社内の女子に特撮ヒーローのDVDを貸す際、倉科演じる久美が登場していろいろと指令を出すのだが、このシーンを観た視聴者からはネット上に〈倉科カナの網タイツ…〉〈NHK有能〉など多くの反響が上がったものだ。
主役の小芝は、2月8日に更新した自身のインスタにもこのシーンをアップ。倉科の前でひざまずくショットを公開したが、ここでもコメント欄に〈倉科さん、ホントに戦隊で女幹部やってくれないかな〉といった声が寄せられた。
「倉科は、もともとはグラビア出身。06年に『ミスマガジン』でグランプリを獲り、たびたび水着姿を披露してきました。もはやグラビアは封印していますが、あの美ボディは今も健在ですね」(放送作家)
元グラビア女王の風格を見せつけた倉科。これからも様々な扮装姿で、ぜひ視聴者を楽しませてほしいものだ。
(窪田史朗)