嵐ファンが武田真治に大感謝だ。2月15日放送のラジオ番組「楽器楽園~ガキパラ~for all music-lovers」(文化放送)のパーソナリティーを務める武田真治が嵐・櫻井翔との共演した際の秘話を明かして、嵐ファンから感謝の言葉が殺到しているという。
武田が明かした櫻井との共演番組というのは、2月14日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)。ゲスト出演した武田は、昨年出演した「NHK紅白歌合戦」の裏話やプライベートについてしゃべりまくったが、ビックリするくらいテンションが高く、自虐ネタまで満載してアゲアゲトークに徹していた。というのも、MCの櫻井の心意気、とりわけ、スタッフ思いの気遣いに「鳥肌が立つほど感心した」からだというのだ。
「武田によれば、『夜会』の番組収録は嵐の活動休止会見の翌日くらいだったため、武田はどんな態度で接するべきか悩んで、スタッフに尋ねたんだそうです。活動休止会見で報道陣から飛び出した『無責任』という言葉が検索ワードでずっとトップにあった時期で、番組スタッフも同じように思い悩んでいたそうです。ところが、当の櫻井は『なーにやってんだ、楽屋入っておいで。みんな、そんなボーッとしてたらどうすんだ!“無責任”じゃないか!』と自分から『無責任』という言葉を使って笑いを取りにきた。途端に大爆笑が起きて櫻井も笑顔になったとか。場の雰囲気が一気に和んで、打ち合わせもスムーズに進んだそうですよ。収録での櫻井は自然体そのもので、武田も安心してのびのびやれたということです」(テレビ誌記者)
武田がラジオで明かしたこの秘話について、ネット上の嵐ファンはこぞって櫻井の「神対応」をほめちぎった。〈相手が誰であれ、その気持ちに寄り添ってくれる。本当に優しい人〉〈気遣い、心配りが積み重なって、スタッフや共演者に愛される存在になっている〉など、櫻井の知られざるエピソードに大いにホッコリさせられたようで、そんな櫻井の素顔を明かしてくれた武田にも大感謝していたのである。
武田は嵐との共演番組がまだあることを打ち明け、翌週の放送で「続き」を紹介できそうと嵐ファンを嬉しがらせるのを忘れなかった。NGワードだと誰もが思っていた「無責任」をツカミに使って大いに盛り上げた櫻井、まさに気配り満点の男と言えそうだ。
(塩勢知央)