お笑い芸人の河本準一が、12年から7年間にわたって介護施設や児童養護施設への慰問ボランティアを続けていることがわかった。2月25日付の「新R25」が伝えたもので、河本は月1回程度のペースで出身地・岡山の施設を訪れているという。訪問の際には後輩芸人を誘い、彼らの交通費も負担。そのきっかけは12年4月に女性セブンがスクープした、実母の生活保護不正受給にあったというのだ。芸能記者が言う。
「この一件で河本は謝罪会見を行い、福祉事務所から提示された金額を全額返還。しかし世間からの猛批判はやむことがなく、一時は活動自粛も同然の状態に追い込まれていました。今でもその件で先輩芸人たちからイジられるものの、そのおかげで『笑ってもいいんだ』という空気が生まれ、それがありがたいと語っています。そのイジリは放送されずにカットされているものの、収録現場では生活保護イジリが定番になっているようです」
この記事に対しては「不正受給の張本人がエラそうに」と反発の声もある一方で、「河本のことを見直した」というポジティブな声も出ているようだ。そして河本が生活保護事件を振り返ったことで、もう一人の“不正受給芸人”には大きな逆風が吹きかねないというのである。
「河本と同時期に、キングコングの梶原雄太も実母の生活保護費不正受給を自ら明かし、謝罪しました。しかし梶原については芸人界の中でも人望が薄いのか、先輩たちがイジってあげているという話は聞きません。しかも16年1月放送の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)では、ドランクドラゴンの鈴木拓から不正受給の件をなじられたあげく、取っ組み合いになったことも。このように河本と梶原の態度は対照的であり、不正受給事件に関して反省を見せることもなくYouTuberとして他人をイジリ続けている梶原には、さらに厳しい視線が注がれそうです」(前出・芸能記者)
鈴木と取っ組み合いになった際には、梶原が先に鈴木の父親をクズ呼ばわりしていたものだ。そして今年1月にはサンシャイン池崎が両親に建ててあげた家を公衆トイレ呼ばわりして叩かれたばかり。梶原は「学習する」という言葉を忘れてしまっているのか…。
(金田麻有)