白血病闘病中の池江璃花子は泳ぐたびに記録を更新し、しかもビジュアルも抜群だった。さて、芸能界を見渡してみると──。
「水泳に対する愛情は深田恭子が断トツ。2歳から習っているし、前世はイルカと公言しています(笑)。ドラマのタイトルバックやCMの泳ぐシーンは、もちろん吹き替えなしで本人の映像です」(芸能評論家・織田祐二氏)
01年には日本スイミングクラブ協会から「ベストスイマー賞」を授与されてもいる。
さて、実績ではベテラングラドルの手島優が最右翼。3歳から13歳までの10年間、水泳に明け暮れ、ジュニアオリンピックの候補生にもなったほど。
バラエティ番組での水泳企画では、ここぞとばかりに負けん気を見せている。
アラフィフ人気NO1の女優・石田ゆり子は、妹・ひかりが始めたことに影響されて水泳を習う。最初は25メートルも泳げなかったが、神奈川県の代表に選ばれ、ジュニアオリンピックで全国8位の成績。84年のロス五輪も狙える位置にあったそうだ。
デビュー当時にやっていたキャンギャルのハイレグ水着が凄まじく似合っていたのも、こうした素養がなせる業だ。
同じく女優の相武紗季は、母と姉が宝塚歌劇団という美形のDNA。もちろん、相武はビジュアル面で継承しているが、これに加えて中学時代は水泳に明け暮れた。水泳部の副部長として厳しく部員を統括。もちろん、実績も十分で、平泳ぎで宝塚市の1位に輝いている。
最後はエビちゃんこと蛯原友里だ。CMではやたら海辺や船の上のシーンが多かったが、それもそのはず。父親が国体に出場した水泳選手であり、自身も幼少時代から水泳に親しんだ。地元・宮崎では屈指の好選手で、獲得したメダルは15個にもなるという。