3月5日放送の「有田哲平の夢なら醒めないで」(TBS系)にゲスト出演した松本莉緒。この日の「元人気子役の嘆きSP! 松本莉緒&花男スター子役」というタイトルを見ただけでもわかるように、松本は別格扱いで番組が進行された。
1994年に「松本恵」の名前でデビューした松本は、その美少女ぶりから人気沸騰。ドラマ「金田一少年の事件簿」「サイコメトラーEIJI」(いずれも日本テレビ系)など、ジャニーズタレントとの共演OK女優として重宝され、「ガラスの仮面」(テレビ朝日系)では安達祐実演じるヒロイン北島マヤが圧倒される若き大女優・姫川亜弓を好演するなどしていたが、中学卒業を機に活動休止。
休業中には背後から現れた見知らぬ男性に小瓶の中の液体を突然かけられ、とっさによけたものの「紺色のブレザー(制服の背中)が真っ白になっていた」と、硫酸をかけられたという恐ろしい過去を明かした。しかしその後、19歳で松本莉緒に改名して復帰してからもっと恐ろしい目にあったというのだ。
やりたかった仕事に近い人から「アラブの王族が松本を指名している」と言われ、クラブのVIPルームに呼び出されて行ってみると、呼び出しの声をかけてきた人が、「いちばん右側の人がいちばんお金持ちの人だから」とだけ言うとVIPルームからいきなり退室。危険な匂いを感じた松本は「5分もたたないで非常階段から逃げました」と言い「こんなことして仕事をもらわないといけないのはしょうもないし、精神崩壊しました」と振り返ったのである。
「これぞ“ザ・芸能界の闇”でしょう。松本は今でも芸能界からのオファーが絶えないと言っていましたが、こういった話をオープンにされたら困る関係者も多いのでは。現在はヨガインストラクターとして第二の人生をスタートさせ、最近では都内に自身のスタジオもオープン。第二の人生は順調なようですから、しばらくはテレビで松本の姿を見ることはないでしょう」(女性誌記者)
ネット上では松本の容姿が武田久美子に似てきたことを指摘する声も。その美貌は36歳になった今も変わらない。
「ヨガインストラクターとしては、松本と同じ資格を所持する田中律子のほうが集客できるそうなので、松本は取り急ぎ“田中に追いつけ、追い越せ”といったところかもしれません」(前出・女性誌記者)
健康的な笑顔を見せていた松本。芸能界から距離を置いて正解だった1人と言えるだろう。