モノマネ芸人の「羽生ゆずれない」が芸名を「あいきけんた」に変更した。
これまで羽生結弦のモノマネで人気を博していたあいきだが、昨年12月に「週刊文春」で元フィギュア選手の小塚崇彦とともに女性をホテルに連れ込んだと報じられて以来、風向きが一変。
当人は「事実無根」として記事の内容を否定したものの、「羽生選手に申し訳ないと思わないのか!」と羽生結弦ファンから抗議が殺到したため“脱・羽生”と芸名の変更を余儀なくされたのだ。
SNS上で新芸名を公募していたあいきは「一番多くいただいた本名を、ひらがなで芸名とし、今後は活動させていただきます」と2月25日に発表した。
鉄板の“羽生キャラ”を封印されピンチに陥ったと思いきや「一躍ブレイク候補に躍り出たと評判なんですよ」と大手芸能事務所マネージャーが意外な業界評を語る。さらにこう続ける。
「これまで羽生のモノマネの影に隠れていましたが、あいきは、細川たかしの歌マネなど実は多彩なレパートリーの持ち主なのでネタに困ることはない。何より“脱・羽生”によって彼の最大の強みが発揮できるようになったと言われています」
最大の強みとは──。
「お笑い界屈指のビジュアルです。3月6日に新たな宣材写真をSNSで公開したのですが、“羽生縛り”をなくしたおかげで段違いにイケメンになった。俳優としてのオファーが殺到してもおかしくありません」(前出・マネージャー)
本領を発揮し始めたあいきの活躍に期待したい。
(白川健一)