平昌五輪で2連覇を成し遂げたフィギュアスケートの羽生結弦選手。そのスケート靴が、今になって、ファンの間で話題になっている。五輪の時に履いていたスケート靴がこれまでの仕様と実は、違っていたというのだ。
「スケート靴は通常、男子は黒にブレードがつきます。ブレードの色は銀色が多く、中には金色という場合もあるのですが、羽生選手のスケート靴は黒に黒のブレードがついていたというんです。しかもブレードに羽生の名前と羽根のマークが入っていたそうです。4月15日に行われた羽生選手の感謝のイベント『Continues with Wings2018』の3回目の公演で、一般客からの質問に答えるコーナーで判明しました。羽生選手も細かく観察しているファンに感心していました」(スポーツライター)
それまでのシーズンは銀色のブレードだったのだが、17‐18のシーズンから靴を新調し、ブレードの色を変え、マークも入れたという羽生選手。GPシーズン後半はケガで休場を余儀なくされたため「平昌五輪から靴が変わったように思われたのだろう」というが、ブレードの色を黒にした理由がふるっている。
「羽生選手が黒いブレードにしたのは極力“銀”を排除したかったからだそうです。とにかく金メダルを切望していた羽生選手らしいですね。ならば金色にしてもよさそうなものですが、そのあたりが羽生選手の奥ゆかしさなのでしょうか」(前出・スポーツライター)
そのゲンかつぎのおかげもあって、羽生選手は金メダルを獲得できたということのようだ。
(芝公子)