3月13日深夜に報じられて以来、芸能界を激震させているピエール瀧容疑者の“薬物逮捕”。
超売れっ子である瀧容疑者の逮捕により、レギュラー出演するNHK大河ドラマ「いだてん」や声優を務めた映画「アナと雪の女王」など新旧多数の作品への影響は避けられない状況となった。
現在、多くの関係者が“瀧ショック”の対応に奔走する中、あろうことか「瀧容疑者の逮捕で木村拓哉がとばっちりを受ける」との見方が──。
「瀧容疑者の事件が報じられた直後から『キムタクに数億レベルの損害が発生してしまう』との話が駆けめぐっているんですよ」と明かすのは、さるテレビ関係者。作品がお蔵入りになることで瀧容疑者自身が数億単位の損害賠償を迫られるというのは理解できるが、なぜ木村に損害が発生するのか。
同関係者は「キムタクにとってこれ以上ない“ドル箱タイトル”がぶっ潰れる危機に瀕しているんです」と語る。その作品とは「キムタクが主人公を務め、瀧容疑者が重要な役で登場したプレイステーション4用ゲームの『JUDGE EYES:死神の遺言』」だと同関係者は言う。続けてもらおう。
「業界内で話題になったのが1億円以上とも言われるキムタクの“超高額ギャラ”。大作映画でもありえない金額でキムタクにとって極めてオイシイ仕事となりました」
そんなうまみのある仕事がこれっきりになってしまいかねないというのだ。
「昨年末に発売されたのですが、かなりヒットしたうえ、ユーザーの評価も非常に高かったため、続編どころか第3作以降のシリーズ化まで間違いないと言われていたんです。それが作品のキーマンである瀧容疑者の逮捕で先が見えなくなってしまった。キムタクだけでなくゲームのファンも気の毒です」(前出・テレビ関係者)
逮捕の波紋は収まりそうにない。
(白川健一)