3月9日に放送された山口紗弥加主演のテレビドラマ「絶対正義」(フジテレビ系)第6話の視聴率が、3.3%だったことがわかった。この数字は、前週より大きくダウンしているという。
「『絶対正義』は第5話で4.1%を記録していたものの、6話は0.8ポイントもダウンとなりました。今回数字を下げてしまった一因としては、放送時間のズレこみが考えられます。土曜ドラマは通常、23時40分スタートなのですが、この日は前番組の映画延長の関係で24時からとなったため、録画派も増えたのでしょう」(テレビ誌記者)
そんな「絶対正義」は、主人公・山口の怪演や、学生時代を演じた白石聖の堂々とした演技など、出演者たちも注目の的に。そしてその中でも、特に話題を集めているのがフリーアナの田中みな実で、彼女は放送前からの評価が一変しているという。
「これまで高島彩や加藤綾子など、ドラマに進出した女子アナは、ほとんどがネット上で酷評されてきました。そのため『絶対正義』に田中の起用が発表された際も、ドラマファンから辛辣な意見があふれたのですが、現在は彼女の演技を評価する声が増加。第6話でも、彼女が見せた鬼気迫る演技に対し、視聴者からは『絶叫演技ってヘタな人がやるとギャグになるけど、田中みな実は違和感ない』『女優デビュー作でここまで出来るのはすごい』と好意的な意見が大多数となっています。彼女は局アナ時代から、ぶりっ子を売りにした“田中みな実”というキャラクターをカメラの前でずっと演じてきたため、ドラマでも自然に役柄へ入り込むことができたのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
第1話では、一糸まとわぬ姿でベッドシーンにも挑戦し、女優業に対する本気を見せつけた田中。女子アナ出身の大女優といえば野際陽子がいるが、彼女もその道を歩んでいくことができるだろうか。