12月2日、ORICON STYLEが毎年恒例の「好きな女性アナウンサーランキング」を発表し、その順位変動に注目が集まっている。
1位には日本テレビの水卜麻美アナで、みごと4連覇を達成。2位には今年4月にフジテレビを退社し、フリーに転向した加藤綾子がランクイン。このトップ2は13年から4年も変わらない安定の順位となった。
今年のトップ10の傾向としては、4位にNHK・有働由美子アナ、テレ東・大江麻理子アナは昨年10位から5位に、フリーの赤江珠緒が9位から6位にランクアップしている。さらに、テレビ朝日入社24年目でバラエティ番組「SmaSTATION!!」の司会を務める大ベテランの大下容子アナが9位と、初のトップ10入りを果たすなど、ベテラン勢の躍進が目立った。
その反面、昨年のトップ10に入っていたフジテレビ・山崎夕貴アナ、テレビ東京・狩野恵里アナとさらなる順位アップが期待されていた中堅アナ2人が姿を消すという事態。その2人と入れ替わりにランクインしたのが、前述の大下アナと、元TBSで14年からフリーアナとして活動している田中みな実だ。
「田中は7位ですが、意外にも今回が初めてのトップ10入り。局アナ時代からぶりっ子キャラで広く知られ、存在感もあり、TBSのエースアナとして知られていたことから考えると驚きです。理由は“好き嫌い”がハッキリ分かれるところだと言われていましたね。ところが、今年は『男性が選ぶトップ10』で4位に躍進した影響で、全体ランキングでも大健闘しました」(エンタメ誌記者)
では、なぜここにきて男性人気が急上昇したのだろうか。
「ズバリ、ぶりっ子キャラが控えめになってきたことが大きい。オリラジの藤森慎吾との破局以降、妙に寂しげな雰囲気も出ているという声も多く、どうやら彼女を守ってあげたいと思う男性が増えたようです」(女子アナウォッチャー)
とはいえ、そうしたムードも「あざとい」と感じる女性が多いのも事実。「女性が選ぶトップ10」にはいまだランクインできず‥‥。来年、さらなる上昇のためには女性人気を上げることが必須となるはずだ。
(田村元希)