ミュージシャンであり俳優のピエール瀧容疑者が、法律違反の薬物の取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。この影響で、多くの作品がお蔵入りの危機になるという。
「瀧容疑者は、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん 東京オリムピック噺』で重要な役を演じています。同ドラマは、昨年の5月に撮影が開始されましたから、瀧パートもかなりのシーンを撮り終えている可能性が高い。となれば、撮り直すにしても簡単にはいかないでしょう。他にも、4月公開の斎藤工主演映画『麻雀放浪記2020』や、5月公開の松坂桃李主演『居眠り磐音』の公開が控えており、延期やお蔵入りが囁かれる事態に。さらに前作で主要キャラの声優を務めた『アナと雪の女王2』も冬に公開されるなど、あらゆるジャンルで活躍するだけに、その影響は計り知れません」(芸能記者)
そんな中、今回の報道後にネットをザワつかせたのが「東京スポーツ」の記事である。同紙は、逮捕報道の1週間も前に、“捜査当局が大物芸能人3人をマークしている”と伝え、そのうちの1人は「大河ドラマ出演の人気俳優が法律違反の薬物に手を染めている」と報じていたのだ。
そのため、ネットでは驚きの声が上がっているという。
「今回、瀧容疑者の逮捕が速報で流れると、ネットでは『あの記事ホントだったのかよ!』『東スポすげぇー!!』『“日付以外はすべて誤報”と言われた東スポは、もういないようだ』と、記事への称賛の声が殺到しました。また東スポでは、あと2人の芸能人が逮捕されると報じており、1人はDV疑惑のある人気中堅俳優で、もう1人は、歌番組だけでなく、バラエティやスポーツ番組などでも活躍する人気アイドルだと掲載。今回、東スポ記事の信憑性が増したことで、他の芸能人の逮捕も時間の問題との見方が強まっています」(前出・芸能記者)
はたして今年、ピエール瀧の逮捕以上の激震が、芸能界に走ることとなるのだろうか。